M-1最終決戦進出!ロングコートダディ(堂前・兎)のプロフや芸歴は?

M-1最終決戦進出!ロングコートダディ(堂前・兎)のプロフや芸歴は? 人物
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2022年も大いに盛り上がったM1グランプリ。ウエストランドの毒舌漫才が優勝を勝ち取ったことも話題をさらいましたが、ファイナリストの顔ぶれも注目ポイントでしたね。手に汗握る展開の中、堂々の第3位に輝いたのがロングコートダディ。

漫才もコントも定評があるハイブリッド芸人として知られていますが、何よりも特徴的なのが、2人の醸し出すゆるい空気感。見ている方が癒されるまったりしたオーラを放っていますが、実は各賞レースで決勝ラウンドの常連なんです。その知られざる実力と、人気の秘密を探ってみたいと思います。

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ロングコートダディのプロフィール

柔らかい空気感を作り出す、独特の漫才。柔和な2人は、ネタによってボケとツッコミの役割を入れ替えながら、毎回自分たちのカラーを変えて、見る人をどんどん惹き込んでいきます。それが令和のお笑いに通ずるものがあって、新しさに定評のあるロングコートダディ。その個性が光るメンバーを見ていきましょう。

堂前 透(どうまえ とおる)

  • 生年月日:1990年1月16日
  • 年齢:32歳
  • 出身地:福井県
  • 趣味:イラストを描くこと
  • 特技:大喜利

「喫茶店を開く」という穏やかさを物語る将来の夢を持つ堂前さんは、基本的にツッコミを担っています。お笑い芸人を目指したのは、「受験勉強をしたくなかったから」という驚きの動機だったそうですが、相方の兎さんからは「誰でも堂前の面白さは分かる」と絶賛されるほど。

兎(うさぎ)

  • 本名:髙橋 翔太(たかはし しょうた)
  • 生年月日:1988年8月19日
  • 年齢:34歳
  • 出身地:岡山県
  • 趣味:

相方の堂前さんからは「誰にも出せない空気感を持っていて、手放せない逸材」と評されている兎さんは、お笑いの舞台で一番跳ねる芸人になるという思いを込めて、「兎」という芸名をつけたそう。かなりの天然で、そんな兎さんの性格を生かした構成のコントもあるほどなんです。

漫才もコントも!ハイブリッドコンビだったロングコートダディ

一度解散を経て、2013年に再結成したロングコートダディは、2019年にキングオブコントとM1グランプリで準決勝まで進みます。翌2020年には、キングオブコントで決勝ラウンドに進み、また翌年にはM1グランプリのファイナリストに。

それからはキングオブコントとM1グランプリで「決勝の常連」と言われるまでになり、ファイナリストとしておなじみの顔ぶれとなっていきました。同年のうちに、キングオブコントとM1グランプリの決勝に進出したお笑い芸人は数少なく、モンスターエンジン(2009年)、ピース、ジャルジャル(共に2010年)、かまいたち(2017年)、ニューヨーク(2020年)に続き、史上6組目となりました。

兎の天然ボケを生かしたコントが人気!

ふくよかな体型で癒しを与える兎さんは、かなりの天然ボケな性格。ロケで、サングリアが美味しいと評判のお店に行った際のこと。お洒落でかわいいサングリアを、お酒であるにもかかわらず「女子高生に流行りそう」とコメントするなど、その天然エピソードは数知れず。そんな兎さんの愛らしい特徴を生かした構成のコントが人気で、キングオブコントでも功績を残しています。クスッと笑える、そしてクセになる。何度も見たくなってしまうロングコートダディのゆるいコントを、ぜひ一度見てみてください。

テンポが良いのに癒される不思議な漫才

兎さんの天然を生かしたコントでは、ツッコみたいけれどつい許してしまうボケを魅せたロングコートダディ。一方で、M1グランプリで披露した漫才は、見事にボケとツッコミを入れ替えた構成になっていました。

2人とも、常に話しぶりや雰囲気は温厚なまま、ボケを繰り出すこともでき、優しくツッコむこともできる。そんな新しいお笑いスタイルに、ファンが増えたことは間違いないでしょう。

解散・改名を繰り返した過去

ロングコートダディは、34歳と32歳という若い2人にもかかわらず、最初にコンビを結成したのは2009年、まだ10代だった頃のことでした。

当初は「カレー」というコンビ名でしたが、同名のお笑いコンビが存在していたため「ソテー」に改名。さらにそこから、兎さんが「ロングコートを着た男性」を見たことで思いついたという、現在のコンビ名「ロングコートダディ」に改名をしたそうです。結成から3年後の2012年に解散することになりますが、2013年に再結成。それから今の漫才スタイルや芸風に落ち着いていったといいます。

まとめ

M1グランプリというお笑い芸人たちの壮絶な戦いの場を勝ち抜き、第3位という功績を残したロングコートダディ。そのゆったり癒しを与える空気感はそのままに、堂々と、そして見る人を確実に惹き込みながら、死力を尽くしてきたことでしょう。

コントも漫才も得意分野とするハイブリッド芸人・ロングコートダディの、今後の活躍がますます期待されますね。

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