宮崎駿さんが監督を務める『君たちはどう生きるか』の公開日が2023年7月14日に決定しました!宮崎駿 新作とあって、今から公開を待ちわびている人も多いのではないでしょうか?
今回は、宮崎駿さんのプロフィールと経歴についてまとめてみました。『君たちはどう生きるか』の公開前に宮崎駿 若い頃やどのようにジブリが設立されたのか、本記事で振り返ってみましょう!
宮崎駿のプロフィール
- 本名:宮崎駿(みやざき はやお)
- 生年月日:1941年1月5日生まれ(82歳)
- 出身地:東京都文京区
- 身長:164㎝
- 血液型:O型
宮崎駿さんは東京都出身で、現在なんと82歳です。82歳でも現役の映画監督を務めているなんてすごいですよね!監督だけでなく漫画家としての肩書きも持っており、秋津三朗や照樹務と呼ばれることもあるそうです。
宮崎駿 若い頃は?
宮崎駿さんは4兄弟の次男として東京都に生まれました。家族は宮崎航空興学という航空機部品を制作する会社を経営しており、第2次世界大戦時に使用された戦闘機の部品を製造していたそうです。
生まれつき身体が弱かった宮崎駿さんは、運動が苦手な代わりにとにかく絵を描くセンスが高かったみたいですよ。根っからの漫画好きで、手塚治虫・杉浦茂・福島鉄次などの作品に魅了され、漫画にのめり込んでいたそうです。
宮崎駿のアニメーション製作のきっかけ
宮崎駿さんは東京都立豊多摩高等学校に進学しました。高校3年生のころに東映が製作した『白蛇伝』を観て感銘を受け、アニメーション製作に魅力を感じたそうです。その後もともと絵を描くセンスが高かった宮崎駿さんは、その技術を磨くためにデッサンを独学で学び始めます。フランスの有名画家であるポール・セザンヌの印象派の影響を受け、自身の画力を磨く日々を過ごしました。
高校卒業後、東京都にある学習院大学に進学し、児童文学のサークルに所属しました。当時は漫画家を目指すためにサークルに入ったそうですが、サークルでの活動を通して夢がアニメーターになることに変わっていたとのことです。人形劇の企画をしながら漫画を描いていたそうなので、自身の絵が動くというアニメの世界に惹かれるのは必然だったのかもしれませんね。
本格的にアニメーション製作の道へ
大学卒業後、宮崎駿さんは東映に入社しました。入社直後は当時製作されていた東映作品に魅力を感じていなかったそうですが、そんな中でソ連が製作したアニメ映画『雪の女王』を観たことをきっかけに、もう一度モチベーションを取り戻したとのことです。1965年に東映が製作した『ガリバーの宇宙旅行』にも関わっており、本作のラストシーンは宮崎駿さんのアイデアが採用されているそうです。アニメーション製作の才能を若い頃から発揮し、瞬く間に出世した宮崎駿さんは、その後3年がかりで『太陽の王子 ホルスの大冒険』という大作を製作しています。
同作で共に製作を務めた高畑勲さんとは旧知の中で、1971年に東映を退社後、共にTVアニメ『ルパン三世』の制作に関わることになりました。そして宮崎駿さんにとって『ルパン三世』は、初めてのアニメ監督作としても知られるようになります。その後も『アルプスの少女ハイジ』の制作にも関わり、宮崎駿さん自身にとって初の大ヒット作ヒットなりました。
スタジオジブリの設立に至るまで
1979年には宮崎駿さんにとって初の映画監督作品『ルパン三世 カリオストロの城』が公開されました。当時はあまり人気が出なかった同作も、TVで繰り返し放送されながらその人気を高めていき、今では誰もが知る宮崎駿さんの映画初監督作品として、多くの人に愛されていますね。
1982年には漫画『風の谷のナウシカ』の連載が徳間書店から発売している「アニメージュ」で開始され、読者から多くの支持を集めます。のちに徳間書店が『風の谷のナウシカ』の映画製作を決定し、1984年に公開されました。多くの人に愛された『風の谷のナウシカ』は、『ルパン三世』にも関わっている宮崎駿さんの名を幅広く世間に周知させるきっかけの作品にもなっています。宮崎駿さんの才能と影響力を受け徳間書店からスタジオジブリ設立の出資を得ることになり、ついに1985年についにスタジオジブリが設立されました。
宮崎駿の人物像
ジブリ設立以降の活躍は多くの人が知るように、宮崎駿 新作が発表されるたびに世界中で話題になっています。そんな宮崎駿さんには、軍事マニアという一面があるのはご存じでしたか?
宮崎駿さんの監督作には「戦争」がテーマになっているものが多く、複数の勢力が激突する様子が描かれています。生まれが戦闘機部品の製作会社であったことから戦闘機に関する知識に長けているのはもちろん、戦車や戦艦などの兵器にも幅広い知識を持ち合わせているのです。かといって戦争が好きだということでもなく、むしろ戦争は強く反対しています。それが見て取れるのがジブリ作品です。戦争による無益な争いや悲惨さをジブリ作品の中で表現しており、宮崎駿さん自身のメッセージを作品に込めることで、作品の臨場感がより深まっています。作品に込められた宮崎駿さんのメッセージを考察するのもジブリ作品の楽しみ方の一つかもしれませんね!
まとめ
今回は宮崎駿さんのプロフィールと経歴についてまとめました!宮崎駿 若い頃から才能を発揮し、82歳になった今でも現役の監督として映画を製作しています。宮崎駿 新作の『君たちはどう生きるか』にはがどんな作品で、どんなメッセージが込められているのか。今から公開が待ちきれませんね!