近年若者の間で流行っているTikTok。TikTokがきっかけとなって、大人世代にとっては懐メロと呼ばれる曲が再流行することが増えていますよ。
今回はTikTokで流行った懐メロについて紹介します。
TikTokで流行った懐メロ
TikTokでは音楽に乗せてダンスを踊っているような動画が流行するケースが多くあります。とりわけ、サビの間だけだったり、短い動画が多く再生されていますね。
TikTokで流行りやすい曲は、サビがキャッチーで踊りやすい曲などが当てはまります。実際に流行った懐メロを見ていってみましょう!
Timing/ブラックビスケッツ
最初に紹介する懐メロは、「Timing」です。「ウッチャンナンチャンのウリナリ‼」というバラエティ番組内で南原清隆さん、天野ひろゆきさん、ビビアン・スーさんで結成した「ブラックビスケッツ」のセカンドシングルです。
2022年頃からTikTokで大流行したTiming。なんとこれを受けてブラックビスケッツは同年12月に20年ぶりの復活を果たしています!2023年の紅白歌合戦にも、ポケットビスケッツとともに出場しましたよ。
【Music Video】Meik「Timing」with DJ ダイノジ FULL ver. / ブラックビスケッツ cover (youtube.com)
ロマンスの神様/広瀬香美
続いて紹介する懐メロは、広瀬香美さんの「ロマンスの神様」です。「冬の女王」の異名を取る広瀬香美さんの3枚目のシングルであり、累計174.9万枚を売り上げた広瀬香美さん最大のヒットソングです。
「TikTok2022 上半期トレンド」で大賞を受賞した同楽曲。広瀬香美さん自身明るい方であり、TikTokでのブームを歓迎して自らもその流れに加わるような活動をしていますよ。
広瀬香美 – ロマンスの神様 (Official Video) (youtube.com)
愛のしるし/PUFFY
続いて紹介する懐メロは、PUFFYの「愛のしるし」です。1996年にデビューした女性デュオ、PUFFYの6枚目のシングルです。
国際的に活躍したPUFFY、二人をモデルにしたアニメ「ハイ!ハイ!パフィー・アミユミ」は世界11カ国で放送されており、PUFFYはワールドワイドに知られていますよ。
ダンスクリエイター集団「Hoodie fam」によるオリジナル振り付け動画が話題になり、PUFFY本人ともコラボレーションしましたよ。愛のしるしに関する動画の総再生数はなんと10億回を突破したのだとか!
【PUFFY】MV「愛のしるし」 (youtube.com)
め組のひと
続いて紹介する懐メロは、「め組の人」です。キャッチーなフレーズが印象的な楽曲で、鈴木雅之さんが所属したラッツ&スターが1983年にリリースしました。
ただ、TikTokでは2010年に倖田來未さんがカバーしたものが使用されることが多いです。エレクトロな雰囲気が感じられるアレンジとなっており、TikTokの雰囲気にはこちらの方があっているのかもしれません。
何度も何度もリバイバルヒットを繰り返すめ組のひと。楽曲の良さが感じられますよね。
倖田來未-KODA KUMI-『め組のひと』~ 20th Year Special Full Ver. ~ (youtube.com)
ギザギザハートの子守唄
TikTokで流行る曲はダンスに合う曲ばかりではありません。藤井フミヤさんがボーカルを務めたチェッカーズが1983年にリリースした「ギザギザハートの子守唄」もTikTokで再流行しているようです。
ギザギザハートの子守唄は当時話題になっていたツッパリをイメージした楽曲です。TikTokではこの歌に乗せて投稿者が昔尖っていた頃の写真を投稿するというムーブメントになっているのですね。
ギザギザハートの子守唄 (youtube.com)
再投稿で流行に?
TikTokで流行曲が生まれるようになった理由の一つとして、2022年頃にTikTokに再投稿という機能が追加されたことがあげられます。
Tiktok 再投稿とは、相互フォローしているユーザーに対して動画をシェアする機能のことです。Twitterにあったリツイートが機能としては近いでしょうか。
TikTok – もっとTikTok – もっと世界を好きになる世界を好きになる
最後に
今回はTikTokで流行った懐メロについて紹介しました。
親子揃って楽しめるTikTok。今後も往年の名曲がリバイバルブームを起こすかもしれませんね。