1998年から「週間少年ジャンプ」にて連載されている「ハンターハンター(HUNTER×HUNTER)」。2018年11月から休載に入り、約3年7ヶ月経つ現在でもまだ連載は再開されていません。そんな中、5月24日に作者・冨樫 義博さんのものと思われるTwitterのアカウントが原稿用紙の写真をツイート。後日、集英社によって本人であることが公表され、連載再開の可能性が高いことが明らかになりました。今回は、世界の注目の的・冨樫義博さんについて紹介していきます。
冨樫 義博のプロフィールと経歴
冨樫 義博(とがし よしひろ)さんは、1966年4月27日生まれの漫画家です。奥さんは、同じく漫画家で「セーラームーン」などを手がけた武内直子(たけうち なおこ)さん。
山形大学に在学中の1987年に「ジュラのミズキ」で、第24回ホップ☆ステップ賞の佳作を受賞。さらに「ぶっとびストレート」で第34回手塚賞の準入選を受賞しています。同年、「とんだバースディプレゼント」が「週刊少年ジャンプSpecial Spring」に掲載され、晴れて漫画家としてデビューを果たします。
1989年には「週刊少年ジャンプ」本誌にて、「てんで性悪キューピッド」というラブコメで連載デビューするも、4巻で打ち切り。
翌1990年、冨樫義博さんの代表作のひとつである「幽☆遊☆白書」を「週刊少年ジャンプ」にて連載開始。ストーリー性に加え、必殺技を使った戦闘シーンなど、瞬く間に読者の人気を呼び、1992年にはアニメ化するなど一世を風靡しました。
そして、ついに1998年!もう1つの代表作「ハンターハンター」が連載開始となります。ハンターハンターという作品は、ストーリーはもちろんのこと、細部まで細かく描かれており、伏線や主人公たちが使う「念能力」についても細かい設定が施されています。コミックスの累計7900万部以上という凄まじい記録は伊達じゃありません。
ハンターハンター再開なるか!?
休載をすることでも有名な冨樫義博さんは、ハンターハンターを連載し始めてから何回も休載しています。短い時でも3ヶ月、長い時には数年単位など腰痛持ちということもあり、長期の休載も珍しくありませんでした。今回の休載は、約3年7ヶ月という長期も長期でしたが、ファンの多くは休載にも慣れており、「今回はどれぐらいなのか」などと前向きな考えが多かったと思います。しかし、ここにきて多くのファンが待ち望んでいた連載再開の兆しも見えてきたため、SNSなどの様々な場所で歓喜の声が上がっています。
ハンターハンター、再開なら暗黒大陸へ上陸!?
多くのファンが待ち望んでいる「暗黒大陸への上陸」。本作の主人公であるゴン達が過ごしていた場所は、暗黒大陸にある巨大な湖「メビウス」の真ん中にあるとされています。予想を遥かに超える「外の世界」、それが暗黒大陸です。
コミックスでは、幻影旅団の団長であるクロロとヒソカが死闘を繰り広げたあと、クラピカが護衛をしている王位継承戦へと話が変わりました。暗黒大陸へと向かう船ブラックホエール(B.W)号で起こっている王位継承戦、同じ船に乗り合わせている幻影旅団。幻影旅団とクラピカという、無事にたどり着けるのかどうかも分からない組み合わせですが、もしかしたら連載再開とともに暗黒大陸への上陸が叶うかもしれません。
まとめ
今回は、今世界中の注目を集めているハンターハンターの作者「冨樫 義博」さんについて紹介しました。筆者もハンターハンターのファンなので、連載再開の兆しが見えてシンプルに嬉しいです。暗黒大陸の上陸、ドン=フリークスの正体、そもそも無事にたどり着けるのか、期待が高まります!!